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偶数の花をあげてはいけません
- russiachristianaca
- 2017年5月7日
- 読了時間: 2分
いきなりですが、もうすぐ母の日ですね。(今年は来週の日曜日、14日ですよ)
ですので
お花の話をしましょう。

先日
文型:~てはいけません。
を導入したときのこと
入院している人にーーーをあげてはいけません。
イラストを用意しあげてはいけない物を選んでもらいます。
その際に私が用意したのが花が2本の花束だったのを見て
「先生……それはロシアではダメです。2,4,6,8はダメです」
と言ってくれました。
ありがとう、気が付いてくれて。
実は、先月のテロで赤いカーネーションを献花しているニュース記事から
ロシアでは、偶数の花は哀悼の意を表すときに贈る
奇数の花はお祝い事で贈る。
と言う知識を得ていたのです。
偶数、奇数を導入し
「ロシアでは、入院している人に偶数の花をあげてはいけません」
と言いなおしてくれました。
我ながら華麗な導入だったんですが
次週、授業後にお茶していたときのこと
なんか1つだと寂しいかな。と思って
1人2個ずつ(偶数で)チョコレートを配ってしまいました。
みんな優しくて大人なので何も言いませんでしたが
(先週……偶数であげてはいけないって言ったのに……)
と思ったかもしれません。
理解することと身につくことって、また別だなぁ。
勉強になりました。
来週、この話をして今度こそ奇数で配ろう
そしたらまた、みんなとお茶できるし、一石二鳥!
ん??1つの石で鳥を二羽捉える。
二羽……偶数!!
って、これはまた別の話ですね。